今日の記事。
＞辛坊さんら救助、ＳＯＳから１０時間余り
TBS系（JNN） 6月21日(金)22時8分配信
辛坊治郎さん２人が海上自衛隊の航空機に救助されました。ＳＯＳから１０時間余りの救助劇でした。
「右舷から浸水あり、船体放棄しかない」
２１日午前、ニュースキャスターの辛坊治郎さん（５７）からかかってきた異変をつげる電話。辛坊さんは今月１６日に、ヨットでの太平洋横断のため、福島県・いわき市の小名浜港を出港。全盲のヨットマン・岩本光弘さん（４６）とともに、アメリカのサンディエゴまでのおよそ８２００キロをおよそ５５日間かけて「エオラス号」で航海する予定でした。
「ブラインドセーラー」と名づけられたこのチャレンジ。全盲の岩本さんと辛坊さんの「ダブルハンド」での太平洋横断が達成されれば、世界初の快挙でしたが・・・
「右舷から浸水有り、船体放棄しかない」
２１日午前７時３５分、辛坊さんから事務局に船内への浸水を知らせる電話が・・・
「船体放棄は最後の手段です。まずは排水して下さい」（事務局）
排水ポンプでの作業を指示した事務局。その後、辛坊さんが排水ポンプで作業する状況が受話器から聞こえたものの、問い合わせに答えがなく、午前７時４１分、事務局は海上保安庁に救助要請します。そして・・・
「船体を放棄しました。２人は大丈夫」（辛坊治郎さん）
午前８時１分、辛坊さんらが「エオラス号」から救命いかだに脱出したことを告げる電話が再び事務局に。辛坊さんらが救助要請をした現場は、小名浜港からおよそ１２００キロの海上。辛坊さんらは、「エオラス号」から脱出する際にペットボトル数本を持ち出せたほか、救命いかだには少量の食料があるということです。順調だったはずの航海。一体何があったのでしょうか。
「波は大きい。軽く４メートルぐらいはありそうですね。どうでしょう、この波がせり上がってくる感覚、わかりますでしょうか」（辛坊治郎さん）
辛坊さんが２０日の海の様子を撮影した映像。波が高くなっている様子が分かります。この直前までは、船は高い波に激しく揺られていたといいます。
「嵐の夜が明けました。岩本さん、大変でしたね」（辛坊治郎さん）
「大変だったですね。あんなふうになるとは思いませんでした」（岩本光弘さん）
浸水の原因はこの高い波だったのでしょうか。（21日18:42）最終更新:6月21日(金)22時8分
『そこまで言って委員会』的にはおいしいよな(笑)
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